当ブログにお越し頂き、ありがとうございます。
当ブログの管理人のSarahと申します。
約3年間の妊活・不妊治療を経て、2021年の夏に済生会横浜市東部病院で出産した30代前半の会社員です。
今回は、済生会横浜市東部病院での出産に関して書いていきます。
この記事は、
「現在妊娠していて、出産する病院を検討しているので、済生会横浜市東部病院で出産した人の話が聞きたい」
「済生会横浜市東部病院で出産したいと思っているので、費用・持ち物・入院中のスケジュールなどの詳細内容が知りたい」
「現在、済生会横浜市東部病院に通っていて、個室か大部屋か迷っているので部屋の雰囲気・個室にした場合の金額を知りたい」
という方向けに記載しています。
今回の記事では、私が出産前に感じていた下記の疑問にお答えしていきます。
1.出産費用はいくらかかる?
(妊婦健診・出産/入院費用)
2.出産/入院時に必要な持ち物は?
3.陣痛開始~出産までの流れはどんな感じ?
4.入院中のスケジュールはどんな感じでいつ退院できる?
5.立ち会い出産はできる?
6.入院中の面会はできる?
7.大部屋・個室の雰囲気はどんな感じ?
8.個室の費用はいくらかかる?
9.食事はどんな感じ?
※2021年の夏時点での情報で変更になっている可能性もありますので、参考程度に読んで頂けると幸いです
特に立ち会い出産・入院中の面会の可否に関しては、コロナウィルスの状況次第で変わると思いますので、最新の情報は病院のホームページでご確認ください※
私が済生会横浜市東部病院で出産することを決めた理由は、下記の記事をご覧ください。
↓出産する病院の選び方・決め方

妊婦健診初診の予約方法や当日の流れは、下記の記事をご覧ください。
↓妊婦健診初診の概要(費用・所要時間・初診の予約時期など)

↓妊婦健診初診の詳細(予約の流れ・初診日のスケジュールなど)

済生会横浜市東部病院での出産に関する疑問
出産費用はいくらかかる?
出産に関わる費用としては、出産/入院費用と妊婦健診に関わる費用があります。
妊婦健診の補助券や出産一時金を頂けますが、金額が大きいのでいくらお金が必要なのか気になる人も多いと思います。

済生会横浜市東部病院で自然分娩で出産する場合、妊婦健診~入院/出産費用で23万円~手出しが発生すると思っていたほうがいいです。
私が支払った金額をもとに、妊婦健診と出産/入院費用の詳細を説明していきます。
出産/入院費用

出産/入院費用は、58万円~となっていますが、産科医療補償制度は、恐らくみなさん加入されると思うので、個室やなにか処置をしない限りは、自然分娩での出産費用は約60万円です。
直接支払い制度を使用すると、約18万円を退院時に支払う形になります。
出産日当日から個室の場合は、追加で約12万円発生します。
参考までに・・・
私は退院時に下記の費用を支払いしました。
出産一時金の直接支払い制度を利用すると、下記の金額から42万円引かれた金額の支払いになります。
出産/入院費用:700,144円
※全員共通の新生児の薬(K2シロップ代2,000円)も別途発生しています※
私の出産/入院費用の内訳は、下記の通りです。
個室の費用に関しては、個室費用の項目で詳細を記載しています。

病院のホームページに入院費用が記載されているので、最新の情報は済生会横浜市東部病院のホームページでご確認ください。

済生会横浜市東部病院のホームページで、産科医療補償制度について下記の記載がありますので、産科医療補償制度はかかると思っていたほうがいいと思います。

妊婦健診費用

妊婦健診で支払う費用の合計は、約4万2千円です。
(補助券使用・超音波スクリーニング・テキスト代含む)
母親が学級に参加する場合は、追加で3千円発生します。
私の妊婦健診費用の内訳は、下記の通りです。
A+Bの金額が窓口で支払う金額です。
Bは出産テキスト(Hug)代と超音波スクリーニングの費用です。
※私は母子連絡票・吐き止め・腹部湿疹用のクリームが発生しているので、追加で費用が発生しています※

出産/入院時に必要な持ち物は?

出産/入院時の必要な持ち物は、書類と下着類のみです。
済生会横浜市東部病院では、入院に必要なものはほとんど用意してくれて、出産/入院費に含まれています。
入院時に必要なもの・あると便利なもの・病院で用意してくれるものは、全員が購入するテキスト(Hug)に記載されていて、助産師指導の時にも説明してもらえます。
【入院時に必要なもの】
・母子手帳
・診察券
・入院保証書(36週前後で行う入院予約時に渡される書類)
・入院パンフレット (36週前後で行う入院予約時に渡される)
・テキスト(Hug)
・授乳用ブラジャー(マタニティーブラジャー・乳帯などワイヤーがなくゆったりしたもの)
・産褥ショーツorショート(入院中に必要な分4~5枚程度)
【あると便利なもの】
・靴下
・ペットボトル用ストロー
・使い捨てカイロ(貼るタイプ)
【病院で用意してくれるもの】
・お産パッド(S1個・M2個・L1個)
・直後パッド
・ショーツ(2枚)→お産の前後で使用
・骨盤帯
・モニターベルト
・ベビーキャップ
・スリッパ
・歯磨きセット・基礎化粧品一式
・シャンプー・リンス・ボディーソープ
・ボディータオル
・ヘアゴム・髪留め・ブラシ
・コップ
・箱ティッシュ
・時計
・メモ帳・ボールペン
・タオル・お母さんと赤ちゃんのパジャマ(交換自由)
・赤ちゃんのおむつ・おしりふき

陣痛開始~出産までの流れはどんな感じ?

破水・陣痛の有無によって異なりますが、私は下記の流れでした。
破水した為病院に電話(病院に来るように指示)
↓
病院到着
↓
内診で子宮口の開き具合・破水の有無を確認
↓
陣痛室(子宮口が10センチになるまで)
↓
分娩室で出産
↓
陣痛室で少し休憩
↓
部屋に移動
入院中のスケジュールはどんな感じでいつ退院できる?

経膣(自然)分娩だと、出産して5日後に退院します。
(詳細スケジュールは下記参照)
退院時間は、テキストに10:30~11:00頃と記載されていますが、お会計の準備ができ次第の退院となり、当日退院する患者数によっては11:00より遅くなることもあるようです。
沐浴指導は、実際に自分の赤ちゃんを沐浴します。
助産師さんの説明の後、自分で沐浴して、正しい方法で沐浴できているか確認してもらえました。

退院の流れ
私は11:30頃に退院しました。
11:00頃に部屋で助産師さんから会計金額の紙をもらったのですが、一度赤ちゃんをナースステーションに預けて、1階で会計などしたら、11:30頃になってしまいました。
産後で体が思うように動かないということもあり、自分が想定していたより時間がかかりました。
付き添いの人は、6階のエレベーターホールまでは来ることができますが、病棟の中には入れないので、病室からエレベーターホールまで、荷物と赤ちゃんは自分で運ぶ必要があります。(下記写真参照)
個室だったからかはわかりませんが、何時までに退院しないといけないという決まりはなかったので、休憩しながら、自分のペースで準備をして、退院することができました。

立ち会い出産はできる?

通常時は夫のみ立ち会いできるようですが、私が出産した時は、コロナウィルスの影響で立ち会い出産はできませんでした。
2020年4月に緊急事態宣言が発令されてから、私が出産した2021年の夏までずっと立ち会い出産は行っていないとのことでした。

私が出産する病院選ぶ時に、「立ち会い出産ができる」ことを条件としていて、私が初診を受ける時はホームページに立ち会い出産の可否の記載がなく、初診を受ける前の説明でコロナの影響で立ち会い出産を行っていないことを知りました。
病院の母親学級を受けていた時、「感染者が減っているので立ち会い出産が再開されるかも」という話がありましたが、結局立ち会い出産はできませんでした。
正直、残念な気持ちはありましたが、済生会横浜市東部病院は、総合病院で様々な患者さんがいることを考えると仕方がないかなと思いました。
私が出産した時は感染者が多く、自宅療養中に亡くなる方がいた時期だったので、感染リスクを最小限に抑えられ、結果的にはよかったかなと思っています。
入院中の面会はできる?

通常時は、赤ちゃんから見ての父・きょうだい・祖父母のみ面会できるようですが、私が出産した時は、コロナウィルスの影響で誰とも面会はできませんでした。

入院中に誰とも面会できないのが精神的に少し心配でしたが、助産師さんが定期的(約3時間おき)に様子を見にきてくれて、不安な点・心配な点を話すことができたので、大丈夫でした。
早く赤ちゃんを夫に会わせてあげたいという気持ちや、多少の寂しさはありましたが、赤ちゃんのお世話と自分の休息に専念できたので、結果的にはよかったです。
大部屋・個室の雰囲気はどんな感じ?

大部屋は、4人部屋で各部屋に洗面台とトイレが付いていました。
洗面台とトイレは、部屋の扉の外にありますが、廊下を歩いている人からは見えないつくりになっています。(向かいの部屋の人からは見えます)
個室は、洗面台・ユニットシャワー・トイレが付いていました。
ユニットシャワーはトイレと同じ空間にあり、カーテンで仕切る形で少し狭いので、個室の人でも病棟のシャワー室を使用する人が多いみたいです。(下記写真参照)
ホームページには記載がありませんが、普通の個室にも長椅子がありました。(下記写真参照)

大部屋の雰囲気


個室の雰囲気



個室のメリット
大部屋(1人利用)と個室を経験して感じた個室のメリットを挙げてみました。
あくまでも個人的に感じた内容ですので、すべての人にあてはまらないかもしれないですが、少しでも部屋選びの参考になればと思います。
1.同室の他の患者さんに気を遣う必要がない
2.おむつを捨てに行くのが楽
3.夜中も助産師さんに質問しやすい(母乳育児の場合のメリット)
4.ダウンライトで部屋の明るさが自由に調整できる
5.いつでも電話・テレビ通話ができる
6.時間を気にせずシャワーが浴びられる
7.ベンチがある為、授乳がしやすい
同室の他の患者さんに気を遣う必要がない
このメリットは挙げる必要もないかと思いましたが、自分が入院してこのメリットの大きさを実感したので、一番最初に記載するメリットして挙げてました。
出産後は寝不足で、自分が思うように体を動かせない中で赤ちゃんの世話をする必要があるので、気を遣わずに赤ちゃんの世話に集中できたのは、大きなメリットでした。
おむつを捨てに行くのが楽
おむつを捨てるゴミ箱は、トイレの中にあります。
大部屋の場合、病室のドアを開けて、病室を出て、トイレのドアを開けておむつを捨てます。
個室の場合は、個室内にトイレがあるので、歩く距離・ドアを開ける手間が減ります。
私はトイレのシャワー側のドアを開けっぱなしにしていたので、1回もドアを開けることなく、おむつを捨てていました。
出産した当日は歩くのもしんどく、おむつは1日に何度も変えていたので、大部屋から個室に移動した時に「おむつ捨てるの楽!!」と感じました。
些細なことですが、自分が済生会横浜市東部病院に入院しないとわからなかったメリットでした。
夜中も助産師さんに質問しやすい
私が一人目の出産で完全母乳を希望していてたから感じたメリットかもしれませんが、私も赤ちゃんもおっぱいをあげる・飲むのが初めてで、上手く乳首をくわえさせることができず、何度も助産師さんに教えてもらったり、手伝ってもらいました。
母親学級に参加して初めて知ったのですが、赤ちゃんが浅く乳首をくわえると、上手くおっぱいを飲むことができず、おっぱいにも負担がかかり、乳首が痛くなります。(ひどい場合は乳首が切れます)
赤ちゃんには、乳輪が見えなくなるぐらい、大きい口で乳首をくわえてもらう必要があるのですが、赤ちゃんが大きい口を開けた瞬間に、頭を支えて乳首をくわえさせるのが私は上手くできなくて・・・。
入院中は乳首を上手くくわえさせるのに、20分ぐらいかかったことが何度もありました。
出産直後は頻回授乳で、赤ちゃんがおっぱいをほしがったらあげていました。
夜中や明け方もおっぱいをあげる必要があるのですが、大部屋だと他の患者さんは寝ているので、ナースコールで助産師さんに来てもらって、手伝ってもらうのも気を遣うのかなと思ったので、気にせず質問したりできるのは個室のメリットだと思います!
出産後数日は、助産師さんから「授乳の時に正しくおっぱいを吸えてるか確認するので、授乳する時に遠慮なくナースコールで呼んでください」と言ってもらい、助産師さん達の指導のおかげで、上手く授乳できるようになり、完全母乳で子育てができてます。
ダウンライトで部屋の明るさが自由に調整できる
これは大部屋と個室の両方使用したから感じたメリットですが・・・。
大部屋だと部屋全体の電気は、起床時間につき、消灯時間に消されて、夜に授乳する時はベッドの枕元の上にある電気(ベッドランプ)をつけます。(大部屋の写真を参照ください)
ベッドランプは上部と下部に分かれていて、それぞれスイッチがあるので3段階(上・下・上下)明るさの調節をできるのですが、どの電気をつけても思ったより明るくて、夜の授乳時に眩しいなと思いながら授乳していました。
個室もベッドランプはついているのですが、部屋の電気がダウンライトになっていて、しかも丸ボタンを回転させる(下記画像参照)ことによって明るさを自由に調整できます。
夜寝る時はほんの少し電気をつけておいて、授乳する時は見えるぐらいの明るさにして、朝起きたら全てつけることができるのは便利でした。
電気の影響かどうかはわかりませんが、私の子は自宅に戻った日からある程度生活のリズム(昼夜の区別)ができていました。
個室は消灯時間はないので、自分の好きな時間に部屋の電気をつけたり、消したりできます。
時間を気にせずに赤ちゃんの世話と自分の身の回りのことをできてよかったです。
いつでも電話・テレビ通話ができる
コロナ下で面会ができないので、私は夫と頻繁にテレビ通話していました。
大部屋の場合、昼間でも部屋での通話は禁止されているので、同じ階にある電話用の部屋に移動して電話する必要があります。
個室の場合、部屋で時間を気にせず、自由に電話できたのが本当によかったです。
赤ちゃんの機嫌が良い時や寝た時、私がご飯を食べる時などで、夫と電話していたのですが、平日は夫も仕事していましたし、土日は家の大掃除をしてくれていたので、電話しても都合が悪くて、折り返し電話をもらうことが多く・・・。
赤ちゃんのお世話や、自分の食事・身の回りのことをしていると、いつ電話できるのかわからなかったので、部屋の移動をする必要がなく、自分のタイミングで電話できたのは本当に便利でした。
時間を気にせずシャワーが浴びられる
産婦人科のフロアには、シャワールームが2部屋あり、9:00~20:00(?)(終わりの時間は違うかもしれないです・・・)40分単位にシャワーの時間を予約して、自分が予約した時間になったら、シャワーを使うシステムになっています。
シャワーの予約は、当日の0:00~スタッフステーションに置いてあるホワイトボードに自分の名前を書きます。
大部屋の場合は、共用のシャワールームの予約した時間でしかシャワーを浴びられませんが、個室の場合は自室のシャワーで、好きな時間にシャワーを浴びることができます。
ちなみに・・・私は14時代~16時代の枠で共有のシャワーを浴びていましたが、私が入院していた時はその時間であれば、直前でも空いていることもありました。
共用シャワーを予約するのに苦労したり、好きな時間帯に入れないということはありませんが、共用シャワーに入れなくても、個室のシャワーがあるという気持ちのゆとりは、私にとっては大きかったです。
入院中は、沐浴指導・退院診察などがあるので、その時間と自分のご飯の時間・赤ちゃんのお世話の時間以外で、シャワーを浴びるのですが、赤ちゃんがなかなか泣き止まなくて、ご飯の時間が遅くなって、予約したシャワーの時間ギリギリに浴びに行くということもあったので・・・。
ベンチがある為、授乳がしやすい
大部屋の場合は、ベッドで授乳するか、大部屋の写真に写っている一人掛けの椅子で授乳する必要があります。
私はあまり完全母乳希望だったのですが、最初は授乳があまり上手くなかったので、授乳クッションをセットして、赤ちゃんが授乳しやすいように、バスタオルで高さの調整をしてという作業がなかなか上手くできなくて・・・。
ベッドで授乳すると、寄りかかれないので背中が辛くて・・。
リクライニングを調整すればいいのですが、赤ちゃんが泣いている中、毎回調整するのが面倒で・・。
一人掛けの椅子だと、背もたれはありますが、幅が狭いので授乳クッションを乗せにくかったり・・。
円座クッションを乗せたら、椅子の高さが高くなりすぎて、授乳しにくかったり・・。
大部屋の時は、助産師さんのアドバイスをもらいながら、色々試したのですが、なかなか授乳を上手くすることができませんでした。
個室にはベンチがあり、高さもちょうどいいし、背もたれもあるし、横幅も広々使えるしで、授乳が本当にしやすかったです。
また、授乳クッションや高さ調整用のバスタオルや飲み物を常にベンチに置いておけるのも、些細なことでしたが、産後直後の授乳回数が多く、体がしんどい数日間には本当ありがたく感じました。
個室の費用はいくらかかる?

自然分娩の場合、個室の費用は約12万円発生します。
個室は4部屋のみなので、個室が空いていたら個室に入院できます。
個室が空いていない場合は、最初は大部屋で個室が空き次第、個室に移動します。
個人の希望で、最初の数日間を個室・途中から大部屋への移動はできません。
(母親学級参加時に質問されている方がいました)
私は出産当日は個室が空いていなかったので、出産翌日から個室に移動しました。
個室を希望していて、たまたま大部屋に空きがあったこともあり、病院の配慮で大部屋でしたが1人で使わせてもらいました。
別の大部屋で空いてる部屋がありましたが、同じ日に出産した患者さんは他の患者さんがいる別の大部屋に入院していた為、大部屋を希望した場合、大部屋を1人で使用できる可能性は、少ないのではないかなと思います。
個室の空き状況は一概には言えず、その時次第みたいです。
実際に出産当日は4室とも埋まっていましたが、出産2日目からは空いている部屋もあり、退院時も空きがありました。
食事はどんな感じ?

産後2日目の夕食は、お祝い膳を頂けます。
お祝い膳は、和食か洋食どちらかを選べます。
私は洋食を選びました。(下記写真参照)
産後3日目からは、昼食と夕食のメニューを4種類の中から選べる形です。



私のブログが、少しでも出産を予定しているみなさんの参考になったら嬉しいです。
Sarah:)
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