当ブログにお越し頂き、ありがとうございます。
当ブログの管理人のSarahと申します。
過去に2回子宮内膜ポリープ切除手術を受けていますが、
子宮内膜ポリープが再発し、
九段坂病院で3回目の子宮内膜ポリープ切除手術をすることになりました。
この記事は、
「子宮内膜ポリープ切除手術を九段坂病院で受けるか悩んでいる」
「九段坂病院で子宮内膜ポリープ切除の手術を受ける予定だが不安なので、詳細の内容を知りたい」
という方へ向けて書いています。
今回はいよいよ手術当日です。
九段坂病院(婦人科)の入院2日目(手術当日)のおおまかな流れと、
スケジュールの詳細を記載していきます。
九段坂病院(婦人科)ー入院2日目(手術当日)ーの流れ
九段坂病院 入院2日目(手術当日)のおおまかな流れ
手術当日は水分摂取は12時まで可能ですが、
なにも食べられないので、朝食・昼食・夕食全てなしです。
手術後は、尿管が繋がれているので、
基本ベッドから動くことができず、シャワーも浴びられません。
(手術時から翌日の朝まで利き手じゃないほうの腕に点滴も繋がっています)
1.3階婦人科で診察
2.3階婦人科でラミナリアを入れ替える
3.病室で安静にする
4.3階手術室で手術
5.ベッドで病室に戻る
6.病室で安静にする(点滴・尿管が繋がっている状態)
7.就寝
九段坂病院 入院2日目(手術当日)詳細スケジュール
- 6:00起床
・あまり眠れず、6:00前から目は覚めていましたが、大部屋なので6:00になってから起床
- 6:13病室で病棟看護師が血圧•体温•酸素濃度を確認
・酸素濃度は、人差し指を機械に入れて測定
・病棟看護師から下記3点確認
■よく眠れたか?
■スは出るか?
■便は出たか? - 7:06病室に多田先生が状況確認にくる
・困ったことはありせんか?と声を掛けにきてくださり、
ラミナリアの入替えを行うので、8:30に3階婦人科にくるようにとのこと
・手術当日は、12:00まで水分摂取は可能ですが、食べられないので朝食はなし
・8:30までに歯磨きや洗顔等を済ませる - 8:283階婦人科に移動
・婦人科の待合室に着いたら、受付の方から「昨日はよく眠れました?」と優しく声を掛けていただきました
・パジャマとして、外出時に着ていても違和感ないようなロングワンピースを着ていたので、パジャマのまま婦人科に移動 - 8:35診察とラミナリア入替え
・最初に診察室で話して、内診室に移動
(診察内容は下記参照)
・内診室で下着を脱いで内診台へ
・器具を入れてから消毒し、3mmのラミナリアを抜いて、5mmのラミナリアに入替え・器具をいれた時、消毒時、ルミナリア挿入時にほんの少し痛みがありましたが、耐えられる痛みです
・ラミナリア挿入後は、軽い生理痛のような下腹部が重い痛みがありました
- 8:50多田先生と看護師が病室まで車椅子で運んでくれる
・外来の診察と思われる方が待合室にいて忙しそうだったのに、先生も病室まで来ていただいて、「痛みは大丈夫ですか?」や、「手術の時間が決まったらお伝えしにきますね」と声を掛けてくれました
診察内容 ―手術当日―
手術当日の多田先生との診察のやりとりは、下記の通りです。
昨日生理がきたので、診察で気になっていたことを先生に質問しました。
録音している訳ではないので、だいたいこんな感じなんだなという気持ちでご覧ください。

痛みはきつかったですか?

いいえ。大丈夫でした。
生理痛がいつくるかわからなかったのが、少し怖かったのですが。。

生理始まった傾向はありますか?

生理始まりました。
お伺いしたいことがあるのですが、いいですか?

はい。どうぞ。

生理が終わった直後が子宮内膜が一番薄くなっていて、ポリープが見やすいとのことでしたが、生理が終わってなくても生理によって子宮内膜が少しずつ剥がれるので、内膜が薄くなり、生理前の状態よりはポリープは見やすくなるのでしょうか?

そうですね。
剥がれ落ちていると、子宮内膜が流れてくるので、少し時間がかかるかもしれません。
生理食塩水で、余計な血液や脱落した内膜を流すような感じになるので。
ポリープ自体は、生理食塩水では取れないので、ポリープだけ残っているのというような状態になります。
ポリープは見やすくはなりますね。

時間はかかると思いますが、ポリープを取るということに関しては、問題ないということですか?

そうですね。
ポリープを取るということに関しては、問題ありません。

今回生理がきましたが、こなかった場合、子宮内膜が薄くならならないので、根元から切除できず、ポリープが少し残る可能性はあったのですか?

内膜を器具でこすって落とせば、残る可能性はありません。
外来でよく行っている、内膜ポリープの搔爬(そうは)に準じた方法で、ポリープと内膜をそーっと落とせば、基本的には残ることはありません。

そうなんですね。
では、仮に今回生理がこなかったとしても、ポリープをしっかりとることはできたということですね。

ただ、内膜も一緒に落とすことによって、内膜が一時的に薄くなるので、内膜が回復するのに少し時間がかかったかもしれないですね。
その時の生理周期の状態によって、取り残しがない方法でやっていくので、大丈夫ですよ。

わかりました。
ありがとうございます。
- 10:26病室で病棟看護師による体温•血圧測定
・腹痛(恐らく、生理痛)がひどくなってきた為、鎮痛剤を飲みたい旨を伝える
- 10:30鎮痛剤(カロナール)2錠服用
・看護師が鎮痛剤を持ってきてくれたので、鎮痛剤(カロナール200mg)2錠を服用
- 12:35病棟看護師から手術の時間が早まったと連絡
・当初の予定は、13:50に手術室に入室予定でしたが、13:30に早まったとのこと
・13:20に病室から手術室に移動する為、
13:00までにトイレを済ませて、手術着に着替えるよう指示・トイレを済ませて、手術着に着替え、両足に弾性ストッキングを履き、T字帯(おむつのように簡単に着脱できる不織布パンツ)を履く
・生理中なので、夜用のナプキンを引いてT字帯を履く
(接着剤で手術中にナプキンがT字帯から剥がれないと困るので、離型紙は剥がさずにナプキンを置く)九段坂病院 手術時着用 弾性ストッキング - 13:20病棟看護師と一緒に3階手術室に移動
•病棟看護師と一緒にスタッフ専用のエレベーターで、3階手術室に移動
- 13:30頃手術室の手前のスペースで、手術用のスリッパに履き替え、手術用帽子を被る
・手術室移動後は、時計がなかったので、病棟看護師と手術室看護師が手術室入室前に名前や手術内容の確認を行っていた時に言っていた時間です
- 13:30手術室に入る
・自分で歩いて手術室に入る
子宮内膜ポリープ切除手術の流れ
手術の流れは下記の通りです。
手術の翌日に記載した内容なので、多少順番が前後している箇所があるかもしれないです。
痛みは人によって感じ方が違うと思いますが、
私は医師や看護師さんから痛みに強いですねと言われることが多いので、その前提でお読みください。
手術の開始・終了の時間は、手術翌日に医師から教えてもらった時間です。
生理中の手術の為、通常の手術より少し長いと思います。
- 13:30頃手術室に入り、手術台で仰向けになる
- 左腕に点滴•右腕に血圧計•右手人差し指に酸素測定の機械が付けられる
(点滴が少し痛かったです) - 胸に心電図が付けられる
- 横向きの状態で体育座りのような腰を曲げて、膝を抱えた体勢をとる
・手術を脱ぎ、タオルと電気毛布(ブルーシートのような素材の温かいシート)を掛けてもらい、背中を出した状態で、膝を抱えたような体勢をとる
- 麻酔前の処置として、消毒液が含まれた布または脱脂綿で背中全体を拭かれる
・感覚としては、濡れタオルで身体を拭くような感じですが、拭かれた後少しヒンヤリした感覚があります
- 背中に針を刺され、麻酔をする
・背中の中心の腰に近い当たりに針を刺されます
・針を刺された時に少しチクっと感じましたが、痛くはありませんでした - 仰向けになり、両足を開いて器具の上に乗せる
- 少し経ったら足が軽く痺れたような感覚になる
・痺れ始めた時間は、麻酔後30秒〜1分ぐらいに感じましたが
(時計がないので実際の時間はわかりません)
・痺れの感覚としては、正座をしていて、足が痺れそうになる直前のような感覚 - 少しすると痺れた感覚がなくなる
・痺れた感覚がなくなるまでの時間は、痺れを感じてから2~5分に感じました
(時計がないので実際の時間はわかりません) - 医師が足を触り、感覚があるか確認
・先生が「今足を触っていますが、感覚はありますか?」と質問されましたが、両足の感覚がなくなり、いつ触ったのか・どこを触られているのかわかりませんでした
- 女性看護師が電気シェーバーで陰毛の剃毛を行なう
・毛を剃る時に声を掛けてくれます
・シェーバーで剃る音は聞こえますが、仰向けになっていて、タオルを掛けられているので見えません - 多田先生や看護師が手術準備をしているので、手術台に仰向けの状態で待つ
・待っている間は、麻酔科医や看護師から度々息苦しさや痛みなどの確認があります
・私は息苦しさや痛みはありませんでしたが、前日あまり眠れなかったこともあり、眠くなりました
・リラックスさせてくれようとしているのか、
麻酔科医の先生が色々な世間話をしてくれましたが、うとうとしながら答えてました - 14:12頃手術が始まるタイミングで声を掛けてもらい、目を覚ます
・眠っていたのと、時計がないのでどれぐらい時間が経ったのかわかりませんが、手術翌日の診察時もらった紙によると、手術室に入ってから手術開始まで42分経過していたようです
- 左側に大きなモニターがあり、子宮の中の状態が映されている
・仰向けの状態で、首だけ左に向けてモニターを見ます
・先生がモニターに映しながら、ポリープや卵管を説明してくれる - 14:35頃手術が終了した時点で声を掛けてもらい、目を覚ます
・手術が始まってしばらくは起きていましたが、途中から眠ってしまい、気づいたら手術が終わっていました
(詳細の内容が知りたかった方すみません)
・手術中は全く痛みがありませんでした - 再び子宮内がモニターに映され、医師から説明
・画面に映しながら、ポリープを切除したこと、卵管が通ってることを説明してくれました
・ポリープ切除前は、全体が薄いピンク色でそこにピンクと赤が混ざったいびつな楕円が見えていたのですが、それがなくなり、画面全体が薄いピンク色になっていました(ピンクと赤が混ざった楕円がポリープとのこと) - 心電図•血圧•酸素測定の機械が外されて、仰向けのまま手術着を着せてもらう
- 手術台ベッドから、普通のベッドに移される
・医師•看護師が身体を持ち上げてくれて、移動されてくれるので仰向けで寝たままです
- 普通のベッドに移動後、身体が震える
・生理中の手術だった為、子宮内にある血液や子宮内膜を生理食塩水で流す必要があり、その影響で体温が下がり、身体が震えました
・震えていることを確認すると、看護師が電気毛布を掛けてくれた
・手術前日の手術室の看護師から寒く感じる可能性があると説明を受け、寒く感じたら声を掛けてるように言われていました
・あまり寒くは感じませんでしたが、身体の震えで上下の歯が当たる音が聞こえるぐらい、激しい震えでした - 手術室からスタッフ専用エレベーターで病室に移動する
・電気毛布を掛けてしばらくすると震えが止まり、震えが落ち着いたことを確認してから、ベッドで仰向けになったまま医師と看護師がエレベーターで病室まで運んでくれる
(電源が取れない為、電気毛布は外す必要があります)
・電気毛布を外して少ししたら、また震えが始まり、エレベーターを待っている時間がとても長く感じました
手術の流れは、以上です。
手術中はほとんど眠ってしまい、詳細の内容が書けずすみません。
手術中に眠ってしまうほど、全く痛みを感じませんでした。
- 14:40頃ベッドに仰向けになったまま病室に戻ってくる
・ナースコールを手元に置いてもらい、なにかあったら遠慮なくナースコールを押すように言われる
・すぐに電気毛布を掛けてもらう - 15時台電気毛布の影響で暑くなり、ナースコールで看護師を呼ぶ
・病室への移動時に電気毛布を外したら、また震えが始まったので、
上半身の電気毛布だけ自分で外し、しばらく暑さを我慢していましたが、あまりにも暑く汗もかいてきたので、ナースコールで看護師を呼んで電気毛布を抜いてもらい、掛布団のみしてしてもらう
・震えがおさまったので、看護師が貴重品を入れていた引き出しの鍵を返してくれ、引き出しからスマホを出してくれ、枕元に置いてくれる
・尿管と点滴が繋がっているので、引き出しまで手を伸ばすのも大変だったので、看護師さんの気遣いがありがたかったです
・スマホをもらってすぐに夫に連絡しようと思ったのですが、
少ししんどかったので少し落ち着いてから夫に手術が無事に終わった旨を連絡 - 16時台病棟看護師による体温・血圧測定
・電気毛布で熱がこもっていたことが影響してか、体温が38.8℃ありました
・看護師さんが掛布団を掛けなおしてくれ、布団が熱いので少し置いてからまた体温を測ることになりました - 病棟看護師による体温・血圧測定
- 21:00消灯
・病棟看護師が電気を消してくれました
感じたこと ―九段坂病院 入院2日目(手術当日)―
ここからは主観的な内容になりますので、
診察内容の情報のみ知りたい方は読み飛ばしてください。
手術は麻酔をするのであまり痛みは感じないかなと思っていましたが、
麻酔もほとんど痛みを感じませんでした。
子宮内膜ポリープ切除の手術自体は、過去2回行っていますが、
1回目に行った静脈麻酔(全身麻酔)と同じぐらい痛みを感じず、スムーズに終わりました。
しかし、今回は手術後の体温が下がったことによる震えが結構辛かったです。
予定通り生理がきて、生理後の手術であれば、
生理食塩水を使用する必要もないと思うので、震えもなかったかもしれないです。
あと、点滴と尿管の少しが痛みがあり、なかなか眠れなかったも結構しんどかったです。
(手術中眠ってしまったので、眠くなかくなったのかもしれないです。。)
点滴は手術開始時入れた時から、
軽い痛みがあったので、針の入り方があまりよくなかったのかもしれないです。
1回目のポリープの手術時や、KLCの採卵後に何度か点滴していますが、
いつもより痛みを強く感じました。
点滴も尿管も体勢によって、痛みの強さが変わるので、
痛くない体勢で1時間も経たないぐらいで、目が覚めるの繰り返しで、
普段眠れないことがほとんどないので、こんなに時間が経つのを長く感じたことはなかったです。
手術は痛みがなく、無事に終わったので、
手術後辛いと想像していなかったので、余計辛く感じたのかもしれません。
でも、もう二度としたくないと思うほどの辛さではありません。
コロナ対策の換気として、
病室のドアが消灯後も開いていて、廊下の電気は付いたままだったので、部屋が完全に暗くならず、
廊下からの音も気になり、なかなか眠れなかったのかもしれないです。
(廊下側のベッドだったの、余計そう感じたのかもしれないです)
次に九段坂病院に入院することがあり、その時にコロナがまだおさまっていないようだったら、
多少高くて個室にしようかなと思います。
私のブログが、少しでも妊娠を希望しているみなさんの参考になったら嬉しいです。
Sarah:)
コメント